アメリカンオッズ
アメリカンオッズは、主にアメリカのスポーツベッターに対応したサイトで使用されています。オッズは$100を獲得するためにいくらの賭け金が必要かを表しており、理解するのが最も簡単な形式です。選択した賭けは、サイトに応じて「pk」、「pick」、「pick’em」として表示されます。 2つの種類、フェイバリット(倍率の低い方)とアンダードッグ(倍率の高い方)があります。
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フェイバリットには「-」 記号が付いています。 数値が高いほど試合に勝つ可能性が高くなります。したがって、たとえばフェイバリットの-200は、フェイバリットの-120よりも勝つ可能性が高くなります。 – 記号は無視し、200は120より数値が大きいため勝率が高いことを表します。
アンダードッグには「+」記号が付いています。 数値が大きいほど、試合で負ける可能性大きくなります。 そのため、+ 200のアンダードックは、+ 500のアンダードッグよりも試合に勝つ可能性があります。
アメリカンオッズは常に$100をベースラインとして設定しています。フェイバリットに賭ける場合、$100の賞金のために必要な賭け金を表し、アンダードッグに賭ける場合は$100を賭けて得られる賞金を表します。
-135のフェイバリットでは、$100を獲得するには$135をリスクにさらす必要があることを意味します。$135を失うか、$100を獲得するか、もしくはプッシュ(引き分け:ポイント分配を加味した後の結果で引き分に成ること)が起こり得る結果となります。
+350のアンダードッグは$100のリスクで$350を勝ち取ることを意味します。$100を失うか、$350を獲得するか、またはプッシュが起こり得る結果となります。
アメリカンオッズは、無料のオンライン計算機を使用して、デシマルやフラクショナルなど他のオッズに簡単に変換できます。すべてではありませんが、ほとんどのサイトでは好みの形式を選択するだけで、上記形式のオッズが提供されます。
アメリカンオッズを確率に変換することもできます。これは特定のオッズで賭けるときに、長期的に価値を見込める損益分岐点を教えてくれるので便利です。
最も一般的なオッズ、-110を使って説明しましょう。「-110のオッズのチームに賭けた場合、損益分岐点を超えるには、チームがどれくらいの頻度で勝つ必要がありますか?」という質問があります。これは、アメリカンオッズを確率表記することによって知ることができます。例えば、$110を賭けて勝ち、最終的に得た配当金が$210だとすると、表記では「.5238」 もしくは「52.38%」と表記されます。 これは、損益分岐点を超えるには「-110」のベットで少なくともそのチームが52.38%の勝率が必要なことを意味します。
アンダードッグの関わる別の例をご紹介します。「+200」のアンダードッグに賭けるとすると、どのくらいの頻度でそのチームがゲームで勝てば損益分岐点を越えられるでしょう?例えば$100を賭けたとし、その配当金$300で割り算すると「0.333」または「33.33%」となります。 よって、+200のアンダードッグが34%を上回る勝率であれば、儲けが出るベットと言えます。
アメリカンオッズは、NFLやNBAなどのほとんどのアメリカンスポーツにおけるポイント分配に関連しています。 これはNFLの例です:
アトランタ +3 -115
カロライナ -3 +110
アメリカンオッズは、キーナンバー「3」を変更することなくポイントスプレッドによってブックメーカーに影響を与えます。前述のように-110より悪いオッズは、ベッターが損益分岐点を超える障害になり、スプレッドを賭けるときにも考慮するべきです。その一方で、アンダードッグのプラスオッズは収益を上げる助けとなるでしょう。
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