たとえば「3.00」のデシマルオッズの場合、勝敗確率は33.3％となり、フラクショナルオッズ「2/1」として変換できます。

この記事では、実例を使って段階的にオッズ変換のプロセスを詳細に説明します。もしオッズや勝敗確率に不慣れであれば、以下のビデオは素晴らしい手引きとなるでしょう。

デシマルオッズの変換

「デシマルオッズ」は、配置された各ユニットに与えられるリターンを単純に反映しています。たとえば、ブックメーカーのBethardがマンチェスターユナイテッドの勝利に「1.65」のオッズを提供したとしましょう。これは、このオッズでマンチェスターユナイテッドが勝利すれば、1.00を賭けるごとに0.65の利益が得られるということです。

次に、これらのオッズをそれぞれの勝敗確率に変換するために、簡単な計算を行います。

例をあげてみましょう。ジエゴ・コスタ（アトレティコ・マドリード）がイエローカードを受け取るとするオッズが1.65だとしましょう。

次に100を掛け、60.6％の勝敗確率（%）として表します。

フラクショナルオッズの変換

フラクショナルオッズはオッズを表現する最も伝統的な形式です。賭け金に対する見込み配当金を単純に反映しています。

たとえば、ブックメーカーLadbrokesisが次のレースで勝利するであろう、特定の馬に5/2のオッズを提供したとしましょう。5/2のオッズ（ “5 to 2″と表現される）は、2ユニットごとの賭けに、利益として5を受け取ることを意味します。その馬に$200を賭け勝てば、 $500の純利益に加え元の賭け金$200も受け取ることになります。

例として、ジエゴ・コスタがイエローカードを受け取るとするオッズが5/2だとしましょう。

次に100を掛けて、勝敗確率28.57%として表します。

マネーラインオッズの変換

「アメリカンオッズ」としても知られているマネーラインオッズは、おそらく北米以外の国々にとって最もなじみのないオッズ形式です。最初は少し混乱するかもしれませんが、スポーツ中継やポッドキャストでギャンブルオッズについてアメリカ人が話しているのを聞けば、これらのオッズが何を表しているのか理解するのに役立ちます。 それでは、マネーラインオッズをそれぞれの勝敗確率に変換する方法を見てみましょう。

マネーラインオッズには「マイナス」マネーラインと「プラス」マネーラインの2つの種類があります。

最初に「マイナス」マネーラインをご紹介しましょう。 これは「-120」などと表されます。たとえば、ブックメーカーがロサンゼルス・レイカーズの勝利に-120のオッズを提供するとしましょう。これは$100を獲得するためには$120を賭けなければならないという表現です。つまり、$120のベットで$100の利益が得られます。

他の実例は「プラス」マネーラインです。 これは、例えば+ 180のように表されます。この場合、ブックメーカーWinner Sportshaveがニューヨーク・ヤンキースの勝利に+180のオッズを提供したとしましょう。これは単に$100ドルを賭ければ$180を獲得するということを意味します。

では、どのようにして 「マイナス」と 「プラス」のマネーラインオッズを勝敗確率に変換するのでしょうか？ 「マイナス」マネーラインの変換から始めていきましょう。

それでは例を見てみましょう。Titanbetoffで次の賭けをします。サンディエゴ・チャージャーがニューイングランド・パトリオッツに対して120のオッズで勝利。

次に100倍して、勝敗確率54.5％を算出します。

「プラス」マネーラインの変換はこれと少し異なります。プラスマネーラインの勝敗確率の計算式は以下のようになります。

それでは、Mr. Greenがロサンゼルス・レイカースがマイアミ・ヒートに勝利する場合に、オッズ+ 180を提供するとして例をあげてみましょう。

次に100倍して、勝敗確率35.7％を算出します。