自己排除
「ギャンブルの自主規制」または「自己排除」という用語は、通常ギャンブルに対する問題に対処する方法として、一部の国の政府やカジノによって制定されたポリシーを指します。
ギャンブルの自己排除ポリシーを制定している地域では、ギャンブルの問題があることに気付いた個人が、ギャンブルの自己排除リストに自分の名前を追加することを自主的に要求することができます。申請が受理された場合、この人物は自己排除ポリシーに参加しているすべてのカジノへのアクセスを禁止されます。ギャンブルの自己排除リストに追加された人が、これらのカジノに入ろうとすると、逮捕され不法侵入で起訴されます。さらに、チップ、トークン、 逮捕時に所有していたクレジットまたはその他の賞金も没収または無効化される可能性があります。
オンラインでの自己排除
ライセンスされている施設(アーケード、ブックメーカー、ビンゴ、カジノ)でギャンブルを提供するすべての企業は、複数のオペレーターによるギャンブルの自己排除計画に参加する必要があります。これにより、顧客が各オペレーターから個別に自分を除外する必要はなくなり、居住地域で同じタイプのギャンブル(賭博店など)を提供するすべての施設から一括で自己排除の要求を行うことができます。
オンラインギャンブルの企業向けに、複数オペレーターによってギャンブルの自己排除機能が開発されています。これが2018年春までに実施されることを私たちは願っています。これが利用可能になる前でも、あなたがギャンブルをしている各オンラインギャンブル施設で自己排除が可能です。さらに、ギャンブルウェブサイトへのアクセスをブロックするソフトウェアを使うことも検討できます。
ギャンブルの自己排除を破った場合
匿名のギャンブル環境では、自己排除した顧客が特定されずにギャンブルを行える可能性もあります。ギャンブル会社の役割は、合理的な取り決めしてこれらの機会を最小限に抑えることです。
自主規制中にギャンブルをしてしまった場合は、ギャンブルを行った会社に自ら通知する必要があります。これにより、企業が自己規制システムの改善点を特定するのに役立つ可能性があります。同様の理由で、潜在的な欠点に関する有用な情報はすすんで提供しましょう。
ギャンブル会社が顧客から提供された情報を使用して自己規制プロセスの欠点を検討するために、あなたが顧客として会社に共有すべき情報は以下の通りです。
- ギャンブルの自己排除の契約を締結したとき
- 自己排除の希望を会社に通知した方法
- ギャンブルの自己排除が実施されていることを確認するために会社が提供したもの
- 自己排除した期間
- 自己排除の契約を締結しているにもかかわらず、ギャンブルに参加できた日付
- ギャンブルを行った後に発生した、会社との連絡、やり取りの詳細
ギャンブル会社は提供された情報を元に、規制順守を検討します。ただし、ギャンブルを運営する会社は苦情処理機関ではないため、ギャンブルに費やしたお金の払い戻しを受けることはできません。
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