ブラックジャックの興味深い事実
1. 「ブラックジャック」という名前はアメリカのカジノによって名付けられました。もともと「21」の組み合わせの中でも特に「スペードのA/エースと、黒(スペードかクラブ)のJ/ジャック」が10:1の高配当になるシステムでしたが、一旦このゲームが大衆の間に広まるとその高配当は廃止され、名前だけが残りました。
2. フランス人プレイヤーはしばしばブラックジャックを「Vingt-et-un/ヴァンテ・アン」と呼びます。 スペイン語版の「Ventiuna/ヴェンティ・ウナ」は、1602年にスペインの作家ミゲル・デ・セルバンテス(「ドン・キホーテ」の作者として有名)による著書でその名が言及されています。
3. バカラテーブルでカードを保管するために使用される「シューボックス」は、1950年代にキューバで生まれました。キューバのディーラーの多くは非常に貧しく、カジノオーナーは彼らが不正を働くのではないかと疑っていました。よって、カードを中に収納して隠すことができる「シュー」が考案されたのです。この事実とデッキ数が4へ増えたことが相まって、ディーラーの不正行為を排除することができ、ハウスにとって優位性の大きな増加につながりました。
4. 2000年には世界初のCSM(コンティニュー・シャッフリング・マシン)が発売されました。「The King/ザ・キング」として知られるこの装置は、カジノオーナーのカードカウンティング対策として広まりました。また、ディーラーがカードをシャッフルする時間を無駄にする必要がなくなり、ハンドのプレイ率が最大40%向上します。
5. 新しいカードは時として配列がランダムではありません。「10」の値を持つカードは各パックにまとめられ、1回のシャッフルで完全に配列を崩して他のカードとよく混ぜることはできません。少なくとも2回のシャッフルがある場合にのみ、カードは完全にランダムに分配されます。
6. 使用済みのカードは半透明の赤いディスカード・トレイに収納されます。特別な着色メガネと組み合わせると、ディーラーやセキュリティチームがインクや筆で何か書かれたカードを簡単に見つけることができます。
7. ブラックジャックには、カリフォルニア州サンディエゴのバロナカジノに独自の名誉の殿堂があります。しかし、この尊敬されるクラブのメンバーは、バロナカジノでプレイすることを許可されていません。ただしメンバーは食べ物、飲み物が生涯無料です!
8. ブラックジャックは頻繁に権力によってプレイを禁止されています。フランスではフランス革命の最中に禁止され、後にアメリカで人気になりました。その後19世紀にはアメリカでも禁止され、1930年代に再び合法になりました。
9. ブラックジャックは「0.5%」という信じられない程のローエッジで有名です。これをほぼ「0.4%」にまで引き下げることができると主張するプレイヤーも存在し、ブラックジャックがカジノゲームとして最もプレイヤーフレンドリーな理由です。しかしこの数字に惑わされないでください。これほど低いパーセンテージを達成するには、よく確立されたプレイスタイルが必要です。ほとんどのプレイヤーにとって、実際のハウスエッジはこの数値よりも大きくなることでしょう。
10. 21の組み合わせでブラックジャックを達成する場合には、3:2のペイアウトが適用されるべきです。これはハウスエッジを削減する上で非常に重要なので、ブラックジャックが1:1のペイアウトになるようなカジノゲームに騙されないでください。
11. デッキ数が多いほど、ハウスエッジは高くなります(これが見せ掛けのルールの場合もありますが)。いくつかのカジノでは「シングルデッキ 6:5 ブラックジャック」と呼ばれるバリエーションを提供し始めています。これは「1デッキしか取り扱わない」というルールでプレイヤーを魅了しますが、低いペイアウトで補っているため、結果としてハウスエッジが1.6%以上に上昇します。
12. ディーラーはゲームで最後にアクションを取ります。これがディーラーにとっての決定的な利点で、ディーラー勝率48%に対して、プレイヤー勝率は44%という数字の根拠になっています。
13. ディーラーの平均ハンド数は18を超えています。したがって、積極的にこれを超えるスコアを得ようとします。
14. 確立論的には16がゲームの最悪のハンドです。それより低いスコアを持つハンドはバストの可能性が低い一方、16より高いスコアを持つハンドは明らかに勝つ可能性が高くなります。
15. ブラックジャックでは「21」がベストハンドで「20」がそれに続くのは言うまでもありません。以外ですが、3番目にベストハンドになるのは「19」ではなく「11」です。理由は、バストするリスクを犯さずにもう一度ヒットすることができ、かつ強いハンドを作れるチャンスがあるからです。ヒットしてもう1枚カードを引くことで「19以上」になる確率は46.2%、そして難攻不落の「21」になる確率は30.8%です。
16. ディーラーのアップカードが「2〜6」の間のとき、高いスコアを狙ってバストする可能性が35〜42%あります。この数字はアップカードが「7〜10」では23〜26%、「A」の場合はわずか17%です。
17. ルールをよく確認してください。ディーラーが常に17でスタンドしなければならないゲームを探してください。いくつかのカジノはディーラーに、ソフト17(「Aと6」など)でヒットを許可します。これはカジノにさらなる優位性を与えるので、こういったゲームは避けましょう。最小・最大賭け金を確実に把握しておいてください。
18. ブラックジャックはカードカウンティングに適しているので、ハウスエッジの克服を目指している人々に愛されています。カードカウンティングは、異なるカードに特定の値を割り当てて計算していくことを意味します。場に出たカードを見て頭の中で値を計算していくことで、シュー内に残っているハイカードとローカードの比率を知ることができます。この知識はプレイヤーに大きな利点を与え、0.5%のハウスエッジを逆転させることを可能にします。カードカウンティングのテクニックはたくさんありますが、最も簡単なのは「-1、0、+1」の3種類の値を割り当てる方法です。優秀なカードカウンターの多くはチームで活動し、カジノによるカウンティングの発覚を回避しています。一般的にこういったベストチームが克服できるエッジの割合は2〜4%と言われています。
19. エドワード・O・ソープは1962年に「ディーラーをやっつけろ! 」を出版し、ギャンブルの世界を席巻しました。この作品によって、ソープの考案した攻略法を使えば、オッズを覆しゲームに勝てることが証明されました。あの伝説のローレンス・リヴィアもこの本にインスパイアされ、独自のカードカウンティング戦略を考案、この戦略は非常に効果的であることが認められため、ソープはこのテクニックを次の「ディーラーをやっつけろ! 」復刻版で取り上げ、リヴィアへの恩返しを果たしました。その後、ソープはヘッジファンドマネージャーとして大成功することとなります。
20. アル・フランチェスコはソープとリヴィアのカードカウンティング技術を消化し完全に自分の技術として獲得しましたが、次々にカジノから出入り禁止にされ、非常に幻滅しました。その後彼はチームプレイの概念を思いつきました。これは6人のプレイヤーが「カウンター」の役割を行う強力なチームで、特定のテーブルにハイ/ローカードが重要な数残されていることがわかった場合に、「ビッグプレイヤー」の役割を担う人物に合図を送るというものです。アル・フランチェスコと彼のチームは、ケン・ユーストンの1977年のベストセラー「The Big Player」でその秘密が明らかにされるまで、6年もの間カジノで大成功を収め続けました。後に有名になったこのカードカウンティングチームは、フランチェスコによる基本ルールに完全に従いました。
21. おそらく最も有名なカードカウンティングのチーム、MITブラックジャック・チームは、マサチューセッツ工科大学の学生で構成されていました。チーム発足当初は苦戦しましたが、偶然にもレストランで出会ったビル・カプランが、自身の数年にわたるカードカウンティングの経験を友人に話しているのを聞き、チームに招き入れた後その活動は完全に変わったのです。カプランは新たな規律と厳格さを導入し、それまでチームを悩ませてきた数多くのエラーを排除しました。チームは1980年代にかなりの賞金を獲得し、大成功を収めました。
22. カードカウンティングは違法ではありませんが、イギリスのカジノはカウンティングを使ったプレイを拒否する権利を保持しています。所有者が望めば私有地への立ち入り禁止はいつでも可能です。
23. カジノは現在、複数デッキを使いマシンによる頻繁なシャッフルを行っているため、カードカウンティングはほぼ不可能です。多くのオンラインゲームでも実際のカードの代わりに乱数発生器を使用しているため、カウンティングの可能性を排除しています。カジノがデッキ数の 増加と多くのシャッフルに使ってプレイヤーの野心を妨害することはない、とは言えませんが、ライブディーラーゲームの出現によってカウンティングの技術が再び日の目を見る可能性があります。
24.ディーラー周りの座席は「ベース」と呼ばれています。ディーラーに一番近い席は「ファースト・ベース」で、最も遠い席は「サード・ベース」です。サード・ベースはカードカウンターに最高のチャンスを与えます。
25. 一般的なプレイでは、ディーラーが「6以下」の場合、「12」「13」の低いハンドではスタンドしましょう。ディーラーはおそらくあなたのスコアを追いかけようとしてバストするでしょう。 ディーラーが「7以上」の場合、ディーラーの勝利の可能性が上がるので、積極的に行動する必要があります。これは特に、ディーラーが「A」か「10」の値を持つカードを持っている場合に当てはまります。
26. ダブルダウンのチャンスを有効に使う必要がありますが、それはオッズがあなたに好ましいときだけです。ディーラーが「6以下」で、あなたが「A6」か「A7」を持っている、もしくはハンドのスコアが「9〜11」のときだけ使用してください。もしあなたのスコアが「11」の場合は、ディーラーが「8以下」でダブルダウンを使えます。
27. スプリットも効果的に利用する必要があります。「7のペア」「8のペア」「Aのペア」は常にスプリットしてください。「2〜6」のペアの場合は、スコアが低いのでスプリットではなく再度カードを引くことを検討しましょう。一方「9〜10」のペアであれば、十分に勝利を期待できるはずです。
28. インシュランスは使わないようにしましょう。「保険」という名前が表すように、損失の補てんが目的であって利益は期待できません。ディーラーが「A」を持っているときのブラックジャックになる確率は約30%で、インシュランスは70%外れる確率です。長期的に見て良いオッズではありません。
29. サイドベットはあまり気にしないでください。これらはハウスに重要な優位性を与えるために存在します。
30.基本的なプレイに磨きをかけ調整する訓練ができる優れたアプリがいくつかあります。Blackjack MH(Apple)またはBlackJack 21(Android)を試してみましょう。
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