ルーレット戦略 -マーチンゲール法-
マーチンゲール法の基本的な考え方は、連敗中はとにかく賭け金を倍にして増やしながらゲームを進めていくことにあり、この作業を勝つまで続けていきます。連敗しても最終的に1度勝つだけでトータル収支をプラスにすることができる方法ですが、残念ながら、常に勝つことを保証するような戦略ではありません。
マルチンゲール法は、アウトサイドベット、あるいは勝率が50%のイーブンベット、つまり赤黒賭けやハイロー賭け、奇数偶数賭けなどに有効です。 実際のゲームを使った例をあげると、1ゲーム目で1ドル賭けて負けた場合、マーチンゲール法を使用って次の2ゲーム目では、1ドルの2倍の2ドルを賭けます。3ゲーム目では2ドルの2倍の4ドル。4ゲーム目では4ドルの2倍の8ドルといった形で倍賭けを繰り返していきます。一般的に、テーブルで許可されている最低賭け金から始めると良いでしょう。
戦略法に従って勝負に勝った場合、そこでマーチンゲール法を終了します。次のラウンドでは 戦略法をリセットし、1ドル(最初の賭け金)に戻ります。賭けオプションを変更することでゲームはより面白くなりますが、この戦略法には同じオッズを持つ賭けである必要があります。
理論的には、この戦略法に従えばいつでもゲームで首位に立てるでしょう。しかし、連敗が続くほど賭け金が膨らむことを覚えておくことが必要です。また、実際には自分の使える資金にも限界があるため、当然、負けられる数にも限りが出てきます。各ルーレットテーブルにはテーブルリミットと言う、1回に賭けられる金額の上限が定められています。これにより必然的に、連敗の数にも限りが出てきます。しかし、もしあなたがゲームにスリルを求めていて、大きな勝利に執着していないのであれば、このシステムを使わない理由はありません。
プレイヤーが陥りやすいもう一つの罠は「赤黒賭けで10連敗することはあり得ない」という思い込みです。 オッズを見れば、実際にはそれほど可能性が低いわけではないことがわかります。ヨーロピアンルーレットのテーブルで黒に賭けた場合、1/784の確率で連敗10回の可能性があります。無視できないもう1つの注意点は、緑の「0」の存在です。赤が4回、緑の「0」が1回、さらに赤が5回出て、黒が出ないという可能性もあります。
これらのオッズがあなたを気後れさせているのなら、心配はいりません。開始時のオッズ、1/784は覚えておく必要がありますが、ゲームの進行とともにその確率は非常に急速に減少します。 1回目のスピンでは784回に1回の確率で「黒が連続10回出ない」可能性がありますが、5回目のスピン以降オッズは劇的に減少します。
システムをわずかに変更することによって「ダズン・コラム法」でマーチンゲールを使うことが可能です。ダズン・コラム法はそれぞれが配当3倍のベットエリアです。インサイドベットを横に3分割したもの(3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33,36)(2,5,8,11,14,17,20,23,26,29,32,35)(1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34)をコラムベットと呼びます。ベットを置く場所はその列の「2to1」と記載されている場所です。これらの賭けでマーチンゲール法を使用するには、次のように賭け金の推移を少し変更する必要があります。
1 – 1 – 2 – 3 – 4 – 6 – 9 – 14 – 21 – 31 – 47 – 70 – 105 – 158 – 237 – 355
ここではマーチンゲール法に変更を加える必要があるので、数式はイーブンベットほどわかりやすいものではありません。勝った場合の純利益は、何スピン目かに応じて1か2になります。
各スピンで勝利した場合の総収支
1回目 賭け金:1 総支出:1 総純利益:2(各回からの収入 − 総支出 )
2回目 賭け金:1 総支出:2 総純利益:1
3回目 賭け金:2 総支出:4 総純利益:2
4回目 賭け金:3 総支出:7 総純利益:2
5回目 賭け金:4 総支出:11 総純利益:1
このシステムでは、15回連続して負けた場合の総支出は「709」になり、次の賭けは前の損失をカバーするために「355」である必要があります。 つまり、この時点での総支出が「1064」であるということを意味します。
繰り返しになりますが「ダズン・コラム法」で15回続けて連敗する可能性は非常に低いはずですが、ヨーロピアンルーレットでの確率は1/358です。
言い換えれば、コラム・ダズン法で15連敗する可能性は、赤黒賭けで10連敗するよりもはるかに高いということです。その結果、あなたが限られた資金で厳密にオッズを守っていれば、この戦略法はイーブンベットで非常に有効です。
もう1つのバリエーションは「2コラム・2ダズン法」です。これは12個の数字を1グループとし、合計4グループ(4ヶ所)に同時に同額を賭けてゲームを行います。賭け金の推移は「 1 – 3 – 9 – 27 – 81 – 243」となります。
この戦略法ではホイールの半分以上をカバーすることになるため、賭けの半分以上は勝つことができるでしょう。つまり、かなり良いシステムだと言えます。しかし問題は賭けのサイズが大きくなった際のレートです。各スピンの損失の後賭け金を3倍にするため、たった6回の賭けで「728」が総支出となることになります。繰り返しますが、この戦略法の使用方法はあなたの資金と、失っても問題ない金額によって大きく異なります。
どのような種類の賭けをしても、マーチンゲール法を使用うときは、テーブルリミットに注意してください。全てのルーレットのテーブルにはベットの限度額があり、最大賭け金に達するとそれ以上戦略法に従うことはできません。最初の賭け金を設定するときに、これを良く覚えておきましょう。
アウトサイドベットでマーチンゲール法を使うならば、莫大な金額を勝ち取ることはできません。ルーレットで稼ぐためというよりも、プレイを純粋に楽しんでしっかりと資金管理すれば、素晴らしい時間を過ごせる方法です
戦略法はインサイドベットでも使うことができます。賭けの推移はもちろん異なり、オッズは非常に複雑になります。以下は様々な賭けの種類と賭けの推移を表した表です。
各ベットタイプの賭け推移
【ラインベット】 1 – 1 – 1 – 1 – 2 – 2 – 2 – 3 – 3 – 4 – 5 – 6 – 7 – 8 – 10 – 12 – 14 – 17 – 21 – 25 – 30
【コーナーベット】 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 2 – 2 – 2 – 2 – 3 – 3 – 4 – 4 – 5 – 5 – 6 – 7 – 8 – 9 – 10 – 12 – 14 – 16 – 18 – 20 – 23
【スリーナンバーベット】 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 3 – 3 – 3 – 3 – 4 – 4 – 4 – 5 – 5 – 6 – 6 – 7 – 7 – 8 – 9 – 10 – 11 – 12 – 13 – 14 – 15 – 16
【スプリットベット】1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 3 – 3 – 3 – 3 – 3 – 3 – 4 – 4 – 4 – 4 – 5 – 5 – 5 – 6 – 6 – 6 – 7 – 7 – 8 – 8 – 9 – 9 – 10 – 10 – 11
【シングルナンバー】 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 1 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 2 – 3 – 3 – 3 – 3 – 3 – 3 – 3 – 3 – 3 – 3 – 3 – 3 – 4 – 4 – 4 – 4 – 4 – 4 – 4 – 4 – 5 – 5 – 5 – 5 – 5 – 5 – 5 – 6 – 6 – 6 – 6 – 6 – 6
ここまででマーチンゲール法の長所・短所を理解して頂けたはずです。要するにこの戦略法は少額の賞金獲得のために大きな賭けをすることを必要とし、賭け金額の拡大はテーブルリミットによって阻止される可能性があります。一方、適切な資金管理と十分な忍耐力があれば、あなたは最終的にゲームで首位に立つことができるでしょう。
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