ルーレット戦略 -リバースフィボナッチ法-
当サイトの別ページでも述べたように、多くの戦略法には通常バージョンとその逆の「リバース」バージョンがあります。通常バージョンは損失を確実に取り戻すための「ネガティブ・プログレッション(守りの戦術)」で、負けた後に賭け金を増やします。リバースバージョンは大きな勝利を狙う「ポジティブ・プログレッション(攻めの戦術)」で勝利した後は賭け金を増やします。
リバースフィボナッチ法はフィボナッチ数列法のリバースバージョンです。この戦略法はリバースシステムを理解するのに役立つので、フィボナッチ数列法をあらかじめ把握しておくのが最善です。フィボナッチ数列をおさらいすると、前の2つの数字を足した和が次の数字になる配列のことで、以下のような数列になります。
1 – 1 – 2 – 3 – 5 – 8 – 13 – 21 – 34 – 55 – 89 – 144 – 233 – 377 – 610
通常のフィボナッチ数列法はイーブンベット(黒/赤、奇数/偶数、ハイロー)に適用します。負けたときは数列に沿ってベットします。勝った場合は、2つ前の数字にさかのぼって賭け金を設定します。
ですから、負けた場合は数列に準拠、勝った場合は数列の2つ前の数字に戻ることを意味します。あなたが数列の一番最初に戻るまで、つまりあなたの利益が「1」ユニットになるまでこのプロセスを繰り返します。
リバースフィボナッチ法の解説
リバースフィボナッチ法では上記のフィボナッチ数列法の逆を行います。勝った場合は数列の1つ後の数字に進み、負けた場合は2つ前の数字に戻ります。この目的とは、連勝の波に乗って大きな利益を狙うことです。この戦略法を実際にゲームで使った場合の進行例は次のとおりです。
「1」を賭けて勝ち
「1」を賭けて勝ち
「2」を賭けて勝ち
「3」を賭けて負け
「1」を賭けて勝ち
「2」を賭けて勝ち
「3」を賭けて勝ち
「5」を賭けて負け
「2」を賭けて負け
「1」を賭けて勝ち
上記の数字を見るとこの戦略法はあまり効果的に見えません。 7勝3敗にもかかわらず、利益は「1」にすぎません。このような状況ではフラットベットの方が良い結果を出せます。
これはおそらく、当サイトでご紹介している中で最も欠陥のある戦略法の1つです。負けよりはるかに多くの勝ちが必要となるため、長期間のプレイには向いていません。
それでも赤にベットして8連勝した場合、賞金は非常に大きくなります。この戦略法を使う場合は、フィボナッチ数列のどこで止めるかを各自で設定する必要があります。
どの数字を止め時として選んでも、勝った場合は数式の最初の数字「1」から、止め時として選んだ数字までを順に全て足した数が利益になります。
例えばあなたが「13」で止めると決めた場合、利益は「1 + 1 + 2 + 3 + 5 + 8 + 13 = 33」になります。
数式の途中で負けたとしても、勝った後に1つ進み、負けた後に2つ戻るというルールに従う限り、収益は上記の例の仕方で求めることができます。しかし覚えておいて欲しいのは、この戦略法で成功するためには負けよりも多くの勝ちが必要になるということで、つまり運に恵まれた日の短時間のプレイに向いているということです。長時間のプレイでこれが起こることはまずなくこの戦略法は向いていません。ポジティブ・プログレッブの戦略法に慣れているのなら、勝った回数が少なくても最終的に大きな勝利をもたらすリバースマーチンゲール法を試したほうが、おそらく良いかもしれません。
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