ギャンブル依存 – 友人や家族への危険信号

別セクションで述べたギャンブル依存の一般的な兆候を確認して、愛する人がこれ以上依存の問題を深めるのを阻止することができます。

ギャンブル依存の問題を抱えている人が発する、具体的な危険信号には次のものがあります。

• 双極性障害などに似たような気分の激しい変動があり、ある日は気分が高揚して気分が良いのに、別の日には引きこもったり気分がすぐれないように見える。
• 必要な請求書の支払いを放置して頻繁にお金を無心してくる、またはあなたのお金をこっそり盗んでいる。支払い期日の過ぎた請求書が郵送されてきたり、督促の電話がかかってくるなど。また金融会社から借金をしているかもしれません。さらにあなたからお金だけでなく貴重品を盗む場合も。
• 学校や仕事に行かない。これはまれに発生することがあり、その後慢性的になります。大学生の場合はいくつか単位を落としたり、社会人の場合は解雇されたり、懲戒処分を受けることも。
• 時間やお金をどう使っているのか、説明に辻褄が合わないことに気づき始めるかもしれません。話の矛盾は、依存の問題が続くほど明らかになります。これらの矛盾を追求すると、怒ったり、攻撃的になったり、あなたに責任転嫁したりします。これらは、この人物が依存症を隠している兆候かもしれません。その人物がもはや一緒に計画を立ることを避けたり、一緒に計画したことを無視するようになる。 また、ギャンブルをしていないときは引きこもる傾向が強くなる。
• オンラインギャンブルゲームをプレイすることに、多くの時間を費やす。
• 頻繁に飲酒するようになるか、薬物を使用している疑いがあります。ギャンブルと中毒物質の使用では、脳内で快感を促す同じ化学物質が放出されます。ギャンブルができないときは、こういった薬物にますます依存するかもしれません。

依存の問題を抱えた人の家族向け 4つのヒント

1. まずは自分自身を助けることから始めましょう。あなたには、感情的にも経済的にも自分を守る権利があります。家族のギャンブルの問題を自分のせいにしたり、その問題があなたの人生を支配しないようにしてください。自分のニーズを無視することは、あなたが燃え尽きてしまう原因になる可能性があります。
2. 一人で立ち向かわないで下さい。愛する人のギャンブル依存症に対処するのは多くの努力が必要で「これが最後」という要求をする方が簡単かもしれません。または、このような問題を抱えているのは自分だけだと感じ、恥じることもあるかもしれません。サポート団体に助けを求めた時に、多くの家族がこの問題に苦しんでいることに気付くでしょう。
3. お金の管理で一定の制限を設定しましょう。ギャンブラー自身の責任を保ち問題あるギャンブル活動の再発を防ぐために、あなたが変わって家計の管理を引き継ぐことを検討してください。ただし、これはギャンブラーの衝動をあなたが詳細に管理する責任がある、という意味ではありません。あなたが負わなければいけない最初の責任は、あなた自身の財政と信用が危険にさらされないようにすることです。
4. ギャンブルに使うお金を無心された場合の対処法を検討してください。問題のあるギャンブラーは、直接または間接的に金銭を要求することが非常にうまいことがよくあります。嘆願したり、心理的にあなたを操ろうとしたり、または脅すことさえするかもしれません。愛する人のギャンブル依存を促進させないためには、あなたにも練習が必要です。

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