スロットの歴史に残る興味深い事実

スロットの興味深い事実

「Super Big Bertha」は幅2メートル、高さ2.5メートルの世界最大のスロットマシンです。人間がレバーを引いて8つの巨大なリールを回転させることは不可能なため、5馬力のモーターで動かされていました。プレイには50㌣と数ドルが必要で、100万ドルという印象的なジャックポットを提供していました。 8つのリールには20のシンボルがあり、ジャックポットが出る確率は「256億分の1」でした。
たった1人のプレイヤーによって、ジャックポットの最高支払い記録が27年間保持されました。彼は1973年に、1ドルのプログレッシブジャックポットで$65,093を獲得したのです。その記録は2001年、100ドルのプルスロットマシンで100万ドルのジャックポットを打ったオンタリオのカジノ客によって破られました。
ルーレットマシンにはメモリがないため、コイントスと同じように勝利オッズはスピンの度に同じです。連勝には波がある、勝った後は別のマシンに移動しなければならない、というような慣習はすべて迷信です。
スロットマシンには、基本的に２種類のタイプの機種が存在します。1つは「フラットトップ」、もう1つが「プログレッシブ」です。2つの機種は基本的にそれほど違いはありませんが、唯一の違いは「フラットトップ」のジャックポットが常に一定金額で変わらないのに対して「プログレッシブ」ではコインが投入されるたびにジャックポット賞金額も増え続けていきます（プログレッシブでジャックポットが出ると一度リセットされます）。同じジャックポットでも夢があるのは当然後者で、プログレッシブジャックポットはプレイヤーの投入するコインの金額の数パーセントが積み立てられていき、RNG（乱数発生器）で無作為に選ばれた幸運なたった1人のプレイヤーが、それまで積み立てられてきたすべての賞金をまとめて獲得できるという仕組みです。
「ワンアームド・バンディット（片腕の盗賊）」は、当初スロットマシン自体のニックネームとして使用されてはいませんでした。機械式スロットが最初に人気を博したサンフランシスコの売春宿で、スロットは怪しげな人々を惹きつけたのです。これらの怪しげな人々、つまり「強盗」たちは賞金を獲得するためにスロットのハンドルを不正操作することを学んだのです。
スロットマシンが大きなビジネスとなり大勢の客を集めて巨万の富を生んでいたとき、アメリカ政府はこのシンプルなギャンブルを規制し始め、ついに違法にしてしまいました。スロットマシンのオーナーは、これを「自動販売機」と呼んで当局の目を回避していました。賞金はコインでなく葉巻やお菓子などの小物で提供され、その後カウンターで現金に換金されていたのです！